陽だまりに家族が笑顔で集う家
上質な暮らしを次の世代へ。高性能な二世帯住宅が完成しました。冬は暖かく、夏は涼しくなるよう考え込まれたパッシブデザインと自然素材をふんだんに使った空間、電磁波を遮断するオールアースで健康にも配慮しました。長期優良住宅を取得し、「耐震等級3」の耐震性能をもった、性能と心地良さを満たした住宅の完成です。
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建築の背景
ヒアリング初日はローコストで検討されていました。
熊本地震の影響で自宅が半壊に遭い、建替えを考えられていました。当初はローコストで建てることをご希望されていましたが、二世帯で住まわれるということを考えると次の世代に受け継いでいく住まいと、健康で心地良い空間をご提案したところ、共感頂き長期優良住宅と自然素材の家で建てることを決意されました。
冬暖かく、夏涼しく。
南西には2階建てのアパートがあり、太陽の光を取り入れるには難しい敷地条件でした。「冬は暖かく」を満たすには太陽のエネルギーが必須です。敷地の環境をうまく読み取り、一番太陽のエネルギーが必要になる部屋であり、家族が集まる場所とゲストが訪れる場所が最も心地良い空間になるよう“リビング”と“和室”を環境の良い場所に配置しデザインしました。
長期優良住宅・耐震等級3 UA値0.54W/㎡・K 自然素材・オールアース住宅
「次世代に受け継ぐ住まい」という考え方から、断熱性能と耐震等級に重点を置いて家を作りたいと考えられたオーナー様。
しかし、構造計算された耐震等級3とZEH基準を満たした断熱性能だけでは健康で心地良い家にはならないことから、私たちは更に上質な心地よさを提案しました。
自然素材の機能や手触り、電磁波対策を行うオールアース、家と庭とが一体に感じられる窓の配置など、吉安建設は性能と心地良さにこだわります。
こだわりのポイント
1F全体の壁に珪藻土を使用しています。室内の湿度が適切に調整されるため、季節問わず快適に過ごせます。
時間と共に風合いを愉しむ和紙壁紙。低コストのため寝室などで使用します。
冬は暖かく、夏は涼しくするために考え込まれた設計手法。
住むためだけでなく心地良さにも配慮した照明計画。本を読む、映画を観る、食事をする、お酒を飲む。生活には灯りが必要ですが、用途にあった演出を行ないます。
季節により変化を見せる木々と菜園スペース。
外部スロープを設けたり、車椅子を想定した設計。