ヒートショックの危険性

こんにちは!設計チーム林田です。

最近は急に冷え込んできましたね。

先日アドバイザー道野のブログで断熱性能と室内の温度について話がありましたが、
実は凄く重要なことですので少し解説したいと思います。

まず皆さんはヒートショックという言葉をご存知でしょうか?

「ヒートショック」とは、
寒冷や著しい温度差により大きな血圧変動が生じ、身体に大きな負担がかかった状態をさします。
家庭内では、裸となり熱いお湯に入る冬の入浴中に起きやすい傾向にあります。

 

暖かい部屋から寒い脱衣室に入ることで血圧が急上昇し、熱いお湯につかることで血圧が急速に低下します。また浴槽から出るために急に立上ると起立性低血圧により失神し、浴槽の中で溺死してしまうというケースです。

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家庭内での不慮の事故死数は年間1万人以上とされており、交通事故死の2倍以上です。

 

 

こういった「ヒートショック」による健康被害を回避するためには、居室と非居室の温度差をなくすことが重要です。

最高でも5℃以内に抑えること、そして居室の無暖房時は15℃以上保つこと。

そのためにも断熱性能はとても大事な項目になるわけです。

 

 

設計チームでは、お客様に提案する資料としてEnergy ZOOというソフトを使用し、

どのような室温になるのかシュミレーションを行います。

 

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画像はとある物件の室温シュミレーション。

シュミレーション通りになるとは100%言いきれないですが、

ほぼ近い気温になっているみたいです。

断熱性能を良くすることは、健康以外でのメリットもあります。

それは後日お伝えします。

 

 

 

ヒートショックによる健康被害の回避は、医療の分野ではなく、建築士の分野ではないかと思います。

これからの住宅は、見えない空気や熱をデザインすることも考えていきたいですね。