「洗濯」の定義

「洗濯」というとどんな行動(行為)が思い浮かぶでしょうか?「洗濯機を動かす」「洗濯物を干す」いくつかのシーンが思い浮かぶと思います。

 

家づくりを始めるにあたって、忘れずに、且つ早い段階でお客様にお尋ねすることがあります。

「洗濯物を何処に干しますか?」

設計のご相談は設計士が担当しているので私自身がお客様に投げかけることはほとんど無くなった質問ですが、最近ある本を読んでからこの質問自体は間違っていなけれど、十分ではないということを知りました。

 

ここで冒頭の質問です。「洗濯」というとどういう行動(行為)が思い浮かぶでしょうか?

 

冒頭のような答えを思い浮かべた方は不十分かもしれません。その本で書かれていたのですが、洗濯=「洗濯機を動かす、洗濯物を干す、洗濯物を取り入れる、洗濯物をたたむ、洗濯物を収納場所に収める」この一連の動作全体を指すのだそうです。

 

最近では、生活スタイル等が変化し、夫婦共働きが当たり前、洗濯物を取り込むのは日没後に仕事から帰宅してから、建物も建て方が変化しバルコニーが無い建物が多くなり、室内に干すことが多くなり、余裕があればランドリースペースを設け、そこにファミリークローゼットを繋げる…というケースもよく見るようになりました。

 

毎日行うことなので、少しでも省力化したいと考え、「取り入れる、たたむ、収納場所に収める」というところまで含めてどれだけ効率的行えるか?ということを考え、その結果として「洗濯」という行為が「収納場所に収める」というところまで含めて捉える必要があり、かつプランニングの「家事動線」の「洗濯動線」を考える時に、そこまで考えなければならない…ということだそうです。(以前は私自身も「干す」までで一区切りしていました)

 

上記のことも生活スタイルの変化等に伴って必要になってきた考え方だと思います。

新型コロナウィルスの影響で生活スタイルにも変化が生じてきているので、もしかしたら同様のことを考える必要が出てくる可能性もありますね。

 

アドバイザー:土谷