こんにちは、アドバイザーの土谷です。
先日、お引渡しから3年を経過したお宅にうかがう機会がありました。
室内の壁は珪藻土を塗ってあるお宅で、家を建てる前は梅雨のこの時期、家の中がジメジメして大変だったのが、今のお住まいではカラっとしていて過ごしやすいと満足いただいているご様子でした。
調湿だけでなく脱臭の効果もあります。
私は熊本ではなく大分の出身なのですが、隣県で気温はほとんど同じですが湿度の高さは全然違うと感じます。
(天気予報などで、「湿度」は表示されないのでその違いに気が付かないかもしれませんね…実家に帰るとよくその話になります…)
熊本でずっと生活している方は「これが当たり前」になってしまっていますが、やはり湿度の高さに応じた生活があってしかるべきだと…
家づくりでも同様に湿度の高さに応じた仕様・設備があるべきだと思います。
その一つが冒頭の「珪藻土」だと考えています。
コストはかかりますが、それに見合った効果をもたらしてくれます。
ただし、注意しなければならない点もあります。
例えば「珪藻土」と銘打ってあれば何でもよいわけではありません。
混ぜ物が多く、「調湿効果」も高くなく、体にあまりよくないものの含有率が高いものもあったりします。
(良いものはそれなりにコストがかかるものです)
何か1つ「メリット」があればその裏返しに「デメリット」があるのが物事というものです。
そこはきちんと把握しなければなりません。
ただ悲しいかな「デメリット」はパンフレットやホームページには謳っていないことがほとんどです。
展示場や見学会に参加された場合はズバッと「デメリット」について質問してみるのも良いかもしれませんね…