こんにちは。設計の緒方です。
みなさんは収納でお困りではありませんか?
収納が足りないと散らかる原因になります。
でも、収納スペースを取りすぎると居住空間を圧迫してしまいます。
そこで、設計を進めるうえで次のことを意識しながら収納を決めていきます。
①使用頻度
②いつどこで使うものか
まず、①使用頻度についてです。
収納するものは、
・毎日使うものか
・週に1度使うものか
・月に1度使うものか
・年に1度使うものか
・全く使わず保管しているものか
・ずっと使っておらず捨ててもよいものか
毎日使うものは手の届きやすいところ
全く使わないものは、押入の奥
など収納する場所が見えてきます。
食器類もたくさんある中で、毎日使うものは決まっていたりしますよね。
次に②いつどこで使うものかです。
食事中に使うものは食卓の近くの、
できれば座ったままでも取れる位置にあると便利ですね。
リビングで使うものは、もちろんリビングに。
最近は家具をなるべく置きたくないとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
そうなると、リビングにも収納が必要になってきますね。
朝の準備に使うものもリビングやダイニングの近くが便利です。
出掛ける時に身に着けるものは玄関の近くがスムーズです。
ポイントは、
使ったらすぐ収納できるかどうかと、無駄な動きをせずに使えるかどうかです。
収納しやすいと散らかりません。取り出すのが面倒だと使わなくなってしまいます。
心地よい空間にしたくても、散らかっていては落ち着きません。
また、使わないものを収納しておくのはもったいないですよね。
こうでなければならないという固定概念はなくして
ご自身が快適な空間づくりを目指していただきたいです。