こんにちは、アドバイザーの土谷です。
最近、地元大分の「りゅうきゅうのたれ」にはまって、「りゅうきゅう丼」を
食べる機会が多くなりました。以前ご紹介したと思いますが「りゅうきゅう」
というのは大分の郷土料理で、もともと漁師料理だったもので、「りゅうき
ゅうのたれ」は刺身醤油が甘くなった感じ(そんな単純ではないですが…)の
もので、大分ではスーパーなどで普通に売っていますが、熊本では全く見かけ
ません。
これです!
料理するのは簡単で、市販の刺身(鯵などの青魚をおススメします)と我が家
の場合、大葉と、刺身のツマなどを刻んでたれに漬け込み、ご飯に載せて食
べるだけ…ゴマや刻みのりなどを入れると良いようですが、少しでも簡単に…
と我が家は最低限しか入れません。
私自身もともと刺身でご飯が食べられない人間でしたが、たれが美味しいのか
年齢を重ねて味覚が変わったのか、あっさりしたものを食べたくなる季節なの
か、最近は肉料理よりこれです。
自分のお客様や会社の人にもいくつか差し上げましたが好評でした。
熊本のスーパーでも取り扱えば魚の消費量が増えるんじゃないか?と思って
しまいます(「博多とおりもん」みたいにエリア規制がかかっているのでしょ
うか?)魚そのものを一生懸命勧めるより効果的だと思うのですが…
「魚」に目を奪われるのではなく「調味料」に目を向けることで主役の魚の
需要が増える(かもしれない)という話です…
前置きが長くなりましたが、ここ数年ZEH、ゼロエネなど建物の基本性能を
上げることに補助金が支出され、今後補助金は新築からリフォームに移りつ
つありますが、その中でも重視されているのが「断熱性能」ではないかと思
います。
家を建てる時、最近はZEH、ゼロエネの影響で「断熱性能」等に対する意識
が強くなっていますが、それでも皆さんの優先事項は面積だったり、水回り
の設備などに向けられていないでしょうか?
一方で、「家」はずっと住み続けるもので、そこで年齢を重ねていくと、
「広さ」等、家を建てる時に重視しがちなものよりも、「断熱」など直接
自分の体や、生活していく上でのランニングコストに影響を及ぼすものに
関心がシフトしていくと思います。特に築年数を重ねた家でのリフォーム
リノベーションを想定すると、増築などよりも、「断熱」や「耐震性」など
が主になっていることを考えればご理解いただけるかと…
冒頭の魚「魚」と「りゅうきゅうのたれ」の話を置き換えると(かなり強引
ですが…💦)家の話で一般的で目を奪われがちなのが「広さ」等は普通の
「刺身醤油」、それに対してあまり注目されていない「りゅうきゅうのた
れ」などを「断熱」に置き換えてみると、あまり注目していないものに目
を向けると主役がもっと活かされる(美味しく食べられる=もっと良い家に
なる)ことにならないかなぁ~と…
話の展開、たとえがかなり強引でしたが目を奪われがちなこと(もの)以外
に目を向けてみて下さい…というお話でした。
機会があれば「りゅうきゅうのたれ」も試してみて下さい(笑)