こんにちは、アドバイザーの土谷です。
お客様とプランの打合せをしていて、お客様から『困ったこと』として話が出る
ことの一つに、「イメージが湧かない」ということがあります。
イメージパース、スケッチなどを作成して説明をするものの「実感が湧かない」
ということになることも…
そんな時にお客様にお願いするのが、見学会が開催中であれば見学会の
現場で、そうでない場合は他社さんのでも構わないので展示場などに行か
れて、実際に体感していただくようにお願いしています。
例えば、主寝室を6帖にしようか、7帖にしようか、それ以上にしようか迷って
いらっしゃる方に、図面でお話しても意味がありません。
「6帖がどれくらいの広さか?」そして「それが自分にとって広いのか、狭いの
か」ということを実際に体感して判断していただくようにお願いしています。
※この時設定モジュールに注意…
特に「リビングダイニングは〇〇帖は欲しい」という方で、広さの根拠が「何と
なく」「広い方がいいから」という方は是非そうして欲しい…
「広い方がいい」のは当たり前ですが、それだけ「お金もかかります」し、掃除
もしなければいけません。
「掃除が嫌だ」という方、広さがあればそれだけ掃除しなければならないスペ
ースがあるということです(ルンバなどで対応の方には関係ない!?)
テレビ、ソファーセット、ダイニングテーブルなど、必要なものを置いて、スペー
スがやたらと余る(=考え方次第では『無駄なスペース』)のもいかがなもの
でしょうか?
広さについて、その人が必要とする広さは本当に個人差があります。
我々もアドバイスしたり、検討の材料は提示出来ますが、最終判断はあくまで
お客様に下していただかなくてはなりません。
そんな時、「体感している」ということ以上の判断材料は無いのではないかと思
います。
見学会などで「この部屋〇〇帖なんだ…」で終わらせるのではなく「〇〇帖って
これくらいの広さなんだ…」という見学の仕方を頭の片隅にでも、入れていただ
ければ…
部屋の広さだけでなく、浴槽に実際に腰掛けてみる(半身浴浴槽が最近は一般
的ですが、従来タイプがいいという方もけっこういらっしゃるのでこれ大事!)
照明の明るさがどれくらいか見てみる(LED照明は特に明るさの感じ方が人に
よって様々な気がします… 「〇〇ワット相当」の表示も場合によってはあてに
ならないこともある気がします…)
現場見学会の場合、「実際に生活する」ということでプランニングされた場合が
多く、何かと参考になりますが、展示場の場合「誰がこんな家に住むんだ(住め
るんだ)?というくらい現実離れしていることも…
そんな時でも、見方によっては自分に当てはめて参考にすることも出来ます。
今後の見学に行かれる際に参考になれば…