最近私は木質ペレットのことをよく人に話します。
別にペレット工場を経営しているわけでもなければ、
ペレットストーブのメーカーでもありません。
販売・設置はできますが、それを専門とする会社ではありません。
でも熊本にもっと木質ペレット燃料が普及してくれることを願っています。
ペレットに出会ってまだ数ヶ月。
でもこの数ヶ月の間に出会った多くの素晴らしい人たちから頂いたものはすごく大きく、私の財産になろうとしています。
それはライフスタイル、生き方さえも大きく変えてしまうほどのことです。
先日、山口県で中国・四国・九州地区の木質ペレット関連事業者が一斉に集うミーティングに参加させてもらいました。
日本の木質ペレット業界を代表するWPPC理事長の古川正司隊長を中心にたくさんの方たちが山口に集結しました。
皆さんに共通して言えることなんですが、誰もお金の話をしません。
純粋に国産自然エネルギーの普及を願う人たちばかりなんですね。
海外からの輸入に頼る今の日本のエネルギー事情に危機感を覚え、
森林大国日本でなぜ石油に頼るのか?
必要なものは仕方ないにしても、何もかもを化石燃料に頼ってていいの?と。
そのために日本の山は荒れ、山の価値は下がる一方で、そこには雇用もありません。
その上、お金は外国に出て行くばかり。
排出される二酸化炭素は減りそうにもありません。
でも少しずつですけど自然エネルギーの重要さにみんな気付き始めています。
一人の気付きがやがて二人、三人と広がって行く。
古川隊長をはじめ、全国の木質ペレット事業をやられている方々の「想い」が確実に広がり始めています!
私を含め個人が出来ることはたかが知れていますが、その小さな気付きが想いとなって周りの人たちに伝わり、「変化」を起こす。
その繰り返しが日本のあちこちで起こっているんです!
私自身そうだったように。
家を建てる立場にある者として、自然素材の素晴らしさを伝えることと同様にこの想いを伝えていくことができれば、と思います。
そして、熊本に木質ペレット燃料が普及するためのお手伝いができれば、と思います。
なにか小っ恥ずかしい気もしますが、大切なのは「想い」なんですよね。
そう気づかせてくれた方々との出会いに感謝!