かつて日本のエネルギーを支えていたのは森であった(東北芸術工科大学 三浦秀一 准教授)。
石油やガス、原子力のエネルギーを使うようになったのは50年ほど前から。
「原子力は安全」と言われたのも、3月11日の大震災以降、つくられた神話となりました。
三浦氏によると、石油は40年でなくなると言われ、天然ガスも60年。
だからこそ原子力!と始まったものの、ウランとてあと80年だそうです。
震災以降、自然エネルギーへの期待がたかまっています。
でも、自然エネルギーが原子力の代わりのエネルギーになり得るのか?
多くの人が不安を抱いていると思います。
驚くことに、スウェーデンではバイオマスによるエネルギー供給量が原子力を上回るだけでなく、2010年には石油をも上回り、最大のエネルギー源になったそうです。
バイオマスエネルギーとは、生物由来の再生可能な有機物資源を用いたエネルギーのことで、地球温暖化対策や化石資源の枯渇問題からバイオマスエネルギーの見直しが世界中で行われています。
新潟県にバイオマスエネルギーのことを真剣に考える会社があります。
株式会社さいかい産業 http://www.saikai-sangyo.com/
先日その会社にお邪魔して、取締役開発隊長の古川正司氏の話をたっぷりと聞いて来ました!
向かって左が古川氏。
中央は坂本龍一氏です(@_@)
とにかく破茶目茶な人(笑)ですが、その秘めた想いは熱すぎるほど熱い!
このような人に出会えたことに感謝!です。
その会社では、ペレットの製造とペレットストーブの製造をしています。
ペレットとは、おが粉やかんな屑など製材副産物を圧縮成型した小粒の固形燃料のことですが、木質バイオマスペレットとも呼ばれます。
ペレットは主に間伐材などから作られます。
間伐を行い森を整備することで森は守られ、さらに再生可能なエネルギーを生み出します。
ペレットストーブは、これを燃焼させるストーブ。
この流れはCO2の削減、地球温暖化の防止につながるのです!
小型のペレット製造機。
これがペレット。
日本中で作られています。(写真は南関産でした!)
輻射式のモデル「SUMITA」。
スミタというネーミングには裏話があります。
興味のある方は、さいかい産業のHPを御覧ください。
株式会社さいかい産業 http://www.saikai-sangyo.com/
「知ってしまった以上、伝えない訳にはいかない」
これからも良い物に出会い、それを発信していきます。
ペレットストーブも間違いなくその一つ。
価値ある「本物」です。